"Nabe" ― 2006/03/03 21:34
みなさま、こんにちは。
トリノオリンピックは結局メダル1個ではありましたが、カーリングやアルペンスキーなどの活躍もあり、私は後半おおいに楽しめました。閉会式では、オリンピックの旗がトリノ市長から次回冬季大会開催地バンクーバーの市長に手渡されましたが、ごらんになりましたか? バンクーバー市長のサム・サリバンさんは、車いすに乗って登場しました。サリバンさんは、19歳の時のスキー事故で頸椎を損傷されたとか。カナダやアメリカでは、身体障がい者は「Physically Challenged People(肉体的挑戦者)」とよばれます。私のとりくんでいるアイアンマンレースでも、Challengedのカテゴリーがあり、車いすを使う選手ばかりでなく、義足や義手(腕)を使ってバイクとランをこなす選手や、伴走者といっしょに走る目の見えない選手などがいます。2010年は、オリンピックだけでなく、ウィスラーを舞台に全種目が行われるパラリンピックがきっと華やかに盛り上がることでしょう。Challengedの市長がどんなチャレンジを試みようとしているのか、いまから本当に楽しみです。
なお、アイアンマンレースとチャレンジドについては、左のメニューのTriathlonを選択し、「アロハ!トライアスロン」のコーナーもごらんください。
さて、写真はオリンピックとはまったくかけはなれていますね。昨年、ホワイトホースで知り合ったコロンビアの少女と、その後、お互い勉強中の英語でメール交換しているのですが、彼女の将来の夢はシェフになることだそうです。それで、日本の食事も説明してあげようと選んだのが「Nabe(鍋)」。いまや日本食は世界的にブームでSushi やTempuraなどもそのまま通用しますから、そのうちNabeもヘルシーでおいしい日本食として知られる日が来るかもしれませんよね。
鍋といえば、以前、こんな文章を書きました。
****あったかな鍋料理がおいしい季節。食材選びのポイントは「野菜」、「肉・魚介類」、そして「きのこ」を必ず入れること。食品に含まれる旨味(うまみ)成分、つまりダシには種類があり、異なるダシを合わせると1+1=2以上に旨味が強くなります。たとえばしいたけの旨味成分のグアニル酸は、昆布やしょうゆ、白菜などに含まれるグルタミン酸と合わせると旨味が17倍に。動物性食品中のイノシン酸とともにこれらはダシの3要素。鍋の中でおいしさの相乗効果が生まれます。***
味覚として、化学的に旨味を発見したのは日本人。そしてUmamiは学術用語として世界で通用しています。
旨味についてもっと知りたいという方は、葛西奈津子編集の「うまさ究める」(かもがわ出版 伏木亨+未来食開発プロジェクト編著)をどうぞお読みください。


