NEWS 「アミノバイタル」販売再開 ― 2009/12/07 15:21
人工甘味料「アセスルファムカリウム(アセスルファムK)」が食品衛生法で定められる使用基準を上回って配合されていることが判明したため、メーカーが自主回収を行っていた「アミノバイタル」関連商品のうち、以下の商品について販売が再開されました。
■販売を再開する品種
「アミノバイタル」プロ:14本入箱、30本入箱、180本入箱
「アミノバイタル」2200mg:14本入箱、30本入箱
「販売を再開する商品につきましては、原材料の配合を見直し、食品衛生法に定められるアセスルファムカリウムの使用基準を遵守した配合量で製造しております」と、味の素株式会社からのメールがありました。
新しい製品には外箱に「新」と表示があります(くわしくは同社ホームページ)。自主回収対象商品の回収・返金は引き続き行われているそうですので、心あたりのある方は確認してみてください。
味の素株式会社ホームページ 「アミノバイタル」販売再開についてのお知らせ
私はトレーニングやレースでアミノバイタルプロを愛用してきて、これからのシーズンはスキーにも欠かせません。販売再開されて喜んでいます。
☆CANADA Snownet
トップページのNEWSを更新しています。 スキー場情報も近日、更新されます。今シーズンから新たにクートニーロッキーズのスキー場情報が加わります。お楽しみに。
★トレイル&ファンラン from北海道
☆写真は、オーストラリア、メルボルンにある世界遺産「ロイヤル・エキシビジョン・ビルとカールトン庭園」の大きな木。昨年の今日は、タスマニア島からウルルへ行くためのトランジットで、メルボルンでした。今年の今日は、北海道移住7ヶ月目。
過ぎゆく紅葉/出張のお知らせ ― 2009/10/26 14:28
この1週間で札幌市内の紅葉は山盛りの落ち葉へと変わりつつあります。
昨日は恒例の朝練で6時半から藻岩山へトレイルランニングしてきました。練習会を主催してくださっているのはボアネージュさんで、毎週末の早朝、希望者が集まって走っています。
前回、藻岩山を走った10月17日(土)は紅葉の最盛期で落ち葉は木の根を隠すほどではありませんでした。1週間たって昨日は、かなりの葉が落ちて見通しがよくなり、逆に足下は落ち葉の絨毯の下に何が隠れているかわからないといった状況。
K's事務所の近くでも、屋根のあるバス停の中に落葉が吹きだまりとなり、こんもりと山に・・・というよりバス停の中が落ち葉で満杯になっていました。
紅葉とともに楽しいのが、カエデの木からただようメープルの香り、持ち帰って「朴葉味噌」(枯朴葉の上に味噌や野菜などをのせて焼いて食べる飛騨の郷土料理)をつくりたくなる朴の木の大きな葉、クリやクルミの落果など。なんとかクルミは食べられるものを拾いたいと願っているのですが、なかなか中の種子が残っている物に出あいません。たいていはすでにどなたかが収穫済み。
あっという間に秋から初冬の気配に季節は移り、日もどんどん短くなっています。午後2時をすぎるともう、影が長く感じます。
写真は10月19日撮影のニセコ、チセヌプリの大湯沼。ほかほかと湯気が上がっているのはもちろん温泉。これを源泉としてひいているのが国民宿舎雪秩父です。
明日10月27日から30日まで、神戸大学へ行って来ます。出張中、メールの確認等が頻繁にはできません。ご迷惑をおかけしますが、ご連絡ご用件をメールしていただけましたら、当日中にはご返信差し上げます。どうぞよろしくお願い致します。
最近気になったニュースなどをクリップしました。
★味の素が「アミノバイタル」など73万箱を自主回収
私自身、以前から愛用しており、記事などでもおすすめしている「アミノパイタルプロ」を含む商品が、このたびメーカーによる自主回収となりました。
添加している人工甘味料「アセスルファムカリウム(アセスルファムK)」が、食品衛生法で定められる使用基準を上回って配合されていることが判明したためです。
製造・発売元の味の素株式会社では、該当商品を販売を一時休止し、自主回収することになりました。対象商品は以下のとおりで、お客様係宛に商品を着払いで返送すると、郵便為替で返金されるそうです。
お心当たりの方は商品名、賞味期限をご確認ください。
○対象商品
「アミノバイタル」プロ 各種(賞味期限 2010年7月23日以降の商品)
「アミノバイタル」2200mg 各種(賞味期限 2010年1月23日以降の商品)
「牛乳といっしょにとるアミノ酸」体力 各種(賞味期限 すべての商品)
味の素株式会社「お詫びと自主回収のお知らせ」
私は夏頃、手持ちがなくなって購入したものが新パッケージの該当商品で、最初に口にしたときから「パッケージだけでなく味・舌触りも変わって飲みにくくなったなあ」と感じていました。旧商品は、子どもの駄菓子のラムネに似ていて、口の中で溶けるので、水がなくても走りながらでも食べられたのです。新商品は、口の中にいつまでも残る感じで(京都のことばで言うと「のつこつする感じ」)、水で流し込む必要がありました。これが甘味料の増量のためであるなら、次に販売再開されたときには飲みやすくなっていることと期待しています。
トレイルランニングはじめトレーニングやレース、仕事の疲労時など欠かせないサプリメントなので、一日も早い販売再開を待っています。
★ 「ながら作業」についてのスタンフォード大学の研究
テレビを見ながらメールを読むなど、複数メディアを駆使して「ながら作業」をする習慣がある人は、注意力散漫で記憶力も悪いという結果が出たそうです。
これは身に覚えが・・・・メールをチェックしながらWEBを見たり原稿を書いたり、合間に新聞などを読んだり、さらにはCDで英語の勉強までしてみたり。効率がよくないだけでなく、記憶力も悪くしていたのかも・・・・
★カナダ西部のスキー場より09/10シーズンのオープン情報
毎年、スキー場情報の更新を担当しているCanada Snownet 。今年のサイトリニューアルは未定ですが、現地からの情報はすでに届き始めています。
ニュースをフォローしているカナディアンロッキー、バンフ・レイクルイーズエリアの3つのスキー場は、今シーズンのオープン間近です。
マウント・ノーケイ(Mt. Norquay) 10月31日 オープニング日には、ハロウィーンパーティ開催。
レイクルイーズ・スキーエリア: 11月6日
サンシャイン・ビレッジ(Sunshine Village) 11月 11日
★月刊スキーグラフィック12月号 (11月10日発売)
「シーズンに向けて身体をオンにする食のヒント」(仮題)という記事を2ページ書きました。この中でもBCAAの利用(商品名はあげていませんが、気持ちはアミノバイタルプロのことです)について触れています。
★「トレラン王国」10月26日オープン
トレイルランナーのためのアクティブ情報メディア、「トレラン王国」が本日グランドオープンします。ぜひ定期的にチェックしてみてください。
これと関連して、K'sでは「トレイル&ファンランfrom北海道」を立ち上げました。k’sのブログにはのせきれないトレイルや自然の写真、記事をたくさんアップしていきますので、ぜひごらんください。情報もお待ちしています。
最近は、藻岩山トレイルランについて、くわしく書きました。
北海道の新型インフルエンザ流行は警告レベルです。ご心配くださる方がいらっしゃって恐れ入ります。おかげさまで元気です。
シルバーウィーク(1) 道東へ 北海道の歴史と文化と自然 ― 2009/09/29 15:52
ご無沙汰をしております。
シルバーウィークをはさみ、いろいろなできごとがありました。気候もよく、秋はいろいろな行事がありますね。
札幌の緯度は北緯43度。本日の日の出は5 時 29 分、日の入は17 時 21 分です。京都の緯度は北緯35度、日の出は5 時 50 分、日の入は17 時 45 分です。夏至の頃、京都より1時間も昼が長かった札幌ですが、今後は逆転してどんどん昼が短くなります。春分・秋分では札幌・京都で差はありません。ですから、札幌ではこれから冬に向けて急速に日が短くなるわけで、だいたい1日に2分くらいも短くなるそうです。
過ぎゆく秋をもうしばらく楽しみたいです。
☆9月18日 北大アイヌ・先住民研究センター主催の講演会「先住民にとっての神話と遺産」に行きました。会場の北海道大学遠友学舎は、カナダのウィスラーに昨年オープンした スコーミッシュ・リリワット・カルチュラルセンターによく似た外観で驚きましたが、このような催しを行うにはぴったりの雰囲気のある建物でした。場所は北大の北18条門近くです。
この日、アラスカ・クリンギット族のストーリーテラー(語り部)であるボブ・サム氏が、神話を語ると聞いて楽しみに行きましたが、彼を歓迎する意味で行われたアイヌの伝統楽器ポンコリの演奏、そしてアイヌの口承文芸ユカラを思いがけず初めて聞くことができ、考えさせられました。
北大キャンパスは、かつてアイヌの人々が暮らしていた地であり、キャンパス建設に当たってはたくさんの遺跡が発見されたそうです。2年ほど前から、北大ではアイヌの祖先を供養する儀式を行っており、またアイヌ・先住民研究センター所属の研究者にはアイヌの方もいらっしゃって、ユカラを聞かせてくださったのもその一人でした。文化を研究するだけでなく、実際に生きている文化として継承していくことを大事にしている研究センターなのだと知りました。
以前、極北カナダの先住民族のドラムをはじめて聞いたときに、言い表し難い懐かしさのような感動を覚えたので、今回もアイヌの音楽・語りや米国アラスカの先住民族クリンギットの語り部ボブ・サム氏の語りに親しみを感じるのではないかと期待していたのですが、実際には感動というより違和感を覚えました。それは意外にも思えましたが、日頃から伝統音楽などに接しているわけではないのですから当然かもしれません。アイヌについても、小学校の社会科などで習って以来です。
アイヌとクリンギットの伝統的な衣装が非常によく似ているのには驚きました。アイヌの音楽・語りは、淡々としていてメロディーというよりはリズムで構成されているようなものでした。私の感性の問題かもしれませんが、言葉がわからないと音楽も語りも響いてこないという印象をもってしまいました。
一方ボブ・サム氏の語りは、平易な英語でわかりやすかったものの、ヨーロッパの演劇学校でわざわざ効果的な語りの方法を学んできたという話を聞いて、違和感を覚えました。星野道夫氏がアラスカでボブ・サム氏と初めて出会ったときには、もっと素朴な語りだったのではないでしょうか。語りも時代とともに変わってきたのかもしれません。
自分と異なる民族の文化や伝統は、上っ面では理解できないというだけのことかもしれません。
この日、ボブ・サム氏がキーワードにしたのは"forgiveness(許し)"。彼自身が、多くのアラスカ先住民族の若者同様、職もなくアルコールやドラッグにおぼれ、白人に対する怒りだけが心の中に存在していた過去をもち、そこから抜けだし今があるのは「許し」を学んだからだと言い、この言葉を世界中の人類に伝えるための語りなのだと言いました。
ちょうどこの頃、私は辺見庸著「愛と傷み~死刑をめぐって」を読んでおり、同じメッセージを本書の中に見つけたところでした。
講演の終わった後、持参していた「森と氷河と鯨」(星野道夫著)の見開きにサインをもらいました。この本は、星野氏がボブ・サム氏と出会い、ともに神話とトーテムポールを探しに行く話が書かれており、ボブ・サム氏が星野氏のために、はじめて文字にしたという神話が掲載されています。サインと forgivenessという言葉を書いてくれました。私にはまだ理解できません。
ともあれ、この講演会以降、あちこちでアイヌの文化や北海道の歴史に触れ、考える機会が多くありました。このことは、当然ながら京都にいてはなかったことです。
シルバーウィークに道東を旅行した際には、土産物店などでアイヌの木彫り実演を見ました。道東の地名の多くにアイヌの言葉を感じました。羅臼では国後島がすぐ目の前に見えました。9月26日には、「北海道象化石展」を見に北海道開拓記念館に行き、北海道の歴史とアイヌの文化に関するすばらしい常設展があるのを知り、改めて見学に行こうと思いました。27日には、藻岩山へトレイルランニングしに行ったところ、アイヌの方々が音楽と交流の集いをひらいていて、藻岩というのはそもそも豊平川にシャケ(鮭)が上ってくるのを監視するための砦だったということを知りました。
この間、ようやく極北カナダの神話を描いた絵本の翻訳について、カナダの出版社と連絡がとれて、先住民アーティストの方へ話をつないでもらえることになりました。邦訳出版の実現まではまだしばらくかかりそうですが、それまでの間に、日本の先住民族のことももう少し学んでおきたいと思いました。以前、デネ・インディアンのアーティストの方とメールをやりとりしていて、そのうち送られてきたいろいろなメッセージや写真を理解できなくなって困惑したことがありました。自分の価値観では判断できない、理解できないことが必ずあると覚悟しています。
☆9月19日 京都から北海道旅行に来られている友人と札幌で再会し、大倉山ジャンプ場や北大のポプラ並木などを見たあと、開催中のさっぽろオータムフェストに行ってきました。
このイベントは大通り4丁目から8丁目までを使い、北海道各地のおいしいものを味わえるすてきな催しです。8丁目は道内各地の市町村がお国自慢の特産品を出展する「ふるさと市場」、7丁目は北海道のお酒と酒肴が勢揃い、6丁目は札幌発信の食とカルチャーを満喫できる「大通りバザールアミーゴ!」。それぞれで1品ずつ買って食べて飲んで、大満足。5丁目、4丁目まで行き着けませんでした。オータムフェストは春以来の大通公園でのイベントの中でも、一番おいしいイベントです!閉幕まであと1週間です。
☆9月20日 道東へ出発。札幌を出発し、途中の道の駅で新蕎麦祭りにでくわし、まず蕎麦を味わいました。次に帯広へ。ここで豚丼と蕎麦のセットを賞味。走行距離は260km程度でしたが、初日なので無理をせず、近くの池田町ワイン城でブランデーの仕込みを見学し、ブランデーやワインを買い物してこの日の宿「民宿まきば」へ。一人で民宿を切り盛りするお母さんと、20年来の常連であるという群馬県からのご夫婦と一緒に、夜遅くまで飲んでおしゃべりしました。この時期が旬という「サメガレイ」(皮がサメのように厚くてざらざらしている大型のカレイ)の煮付けが最高でした。朝食には、初物というイクラも出されました。食べて飲んでおしゃべりして、きれいなふかふかの布団で寝て、1泊2食5500円。家庭料理とお母さんに会いたい人におすすめです。近所には、羊がたくさんいる「まきばの家」や、チーズやパンがおいしい「ハピネスデイリー」があります。池田町、とてもいいところです。
☆9月21日 知床の羅臼から14:15発の観光船を予約していたので、頑張って走らなくてはと思っていたのですが、あいにくの強風で全便欠航となってしまいました。その分、ゆっくりと知床までの道中を見学できました。池田町→足寄(松山千春と鈴木宗男で有名)→オンネトー(神秘の湖。下の写真)→摩周湖(連休のため展望台まで1時間の渋滞)→斜里→知床峠→斜里宿泊。
大型連休とあって、摩周湖や知床五湖は駐車場に入るまでに1時間もつらなる大渋滞。こんなことは北海道ではふだん考えられません。摩周湖ではエスケープできなかったのでしかたなく待ちました。知床五湖は、そんな人混みの中で見ても雰囲気を味わえないのでパス。代わりに知床峠から夕日を眺めました。国立公園内では、鹿が頻出。大きな角をもったオスも、子どもをつれたメスもたくさん見かけました。
この日の宿は斜里の温泉宿・・・ですが、がっかりでした。多くは語りません。羅臼に泊まりたかったのですが、どこも満室でした。
この日の走行距離350km。
☆9月22日 朝6時に朝食をとって早々に羅臼へ向けて出発。観光船は連休のためと昨日の全便欠航のためにどれも満席・・・と半ばあきらめつつ、ともかく直接行って待ってみようと船着き場へ。そうしたら、なんとよいタイミングで2名キャンセルが出たという船を見つけて乗ることができました。カムイワッカの滝まで行くショートコースのクルーザー観光で、所要時間70分、1人3000円。昨日の波がのこっていて船酔いレベルは最高段階の3ということで、念のため酔い止めドリンクを買って飲みましたが、実際には出港時以外ほとんど揺れませんでした。昨年、ニュージーランド南島オタゴ半島であの大しけの中乗った船を思えば、もうどんな船でも乗れそうです。
野生の熊が見られるのはたいていカムイワッカの滝より先です。でも、ここまでのショートコースでもすばらしいです。とくに朝1番のクルーズに乗ったのがよかったと思います。海鳥が群れとなって次々に半島から海へ飛んできます。知床連山の向こうから雲がむくむくとわいてきたかと思うと、滝のようにこちらがわへ流れてきて、やがて山脈全体を覆ってしまいました。クルーズの演出で船内ではエンヤの音楽が流れていて、この半島の景色の変遷と音楽がぴったりマッチして感動しました。
羅臼港に戻ってくると、鮭の定置網漁から帰ってきた漁船がちょうど水揚げしているところ。数日後、開拓記念館の「北海道象化石展」で知ったところでは、こうした鮭やウニの定置網漁の網にナウマン象の歯の化石がかかって発見された例が少なくないそうです。すばらしい!
この日も知床五湖は渋滞であきらめ、観光センターを見学の後、知床峠を越えてウトロへ。道の駅で花咲ガニ、ぬかにしんを買ったあと、「北の国から」の舞台となったという「純の番屋」でお昼ごはん。鉄砲汁のついた海鮮丼です。
ウトロ→別海町→浜中町→霧多布岬→釧路。走行距離320km。
浜中町では、雨の中、牧場地帯に突然あらわれたおしゃれなレストラン、ファームデザインズでおいしいコナ・コーヒーとチーズケーキをいただきました。
霧多布岬は、吹き飛ばされそうな強風にもまけず、先端まで歩いて行きました。ここでも海鳥が岩から海へ、海から空へと自在に飛び回っていました。
宿は釧路市内のビジネスホテル。サービスのカレーライスをいただいた後、羅臼で買った花咲ガニを部屋で食べました。
☆9月23日 6時半に朝食を食べて7時過ぎには出発。釧路湿原をぐるりと車でめぐりながら、展望台から湿原を眺めたり、湿原の中に設置された木道を歩いて湿原の生物を間近に見たりしました。すぐ目の前を親子の鹿が通り過ぎてびっくり! そして下の写真、偶然撮ったものですが、後から調べたら「イイジマルリボシヤンマ」(氷河期の遺存種とされるトンボ。準絶滅危惧種。アイヌ語で「ハンク・チョッチャ」「ハンク・カチュイ」)では???
湿原観光は約80km、このあとはひたすら札幌を目指して帰ります。途中、またまた池田町ワイン城に立ち寄ってお昼を食べました。
走行距離は今回の最高で420km。午後8時半、無事に札幌へ帰り着きました。
☆9月25日 取材で札幌市内の病院へ。このたびはカメラマンとして出向きました。ライターは関西時代のお仲間で滋賀県のKさん。集合時間までに時間があったので、またまたさっぽろオータムフェスト会場へご案内し、5丁目「北海道の新・ご当地グルメ」会場にて芽室・コーン炒飯をお昼に食べました。撮影はまずまず順調にいき、即日納品しました。撮影はその場勝負の緊張がありますが、執筆は取材のあとが大変。どちらも経験と集中が必要です。
☆9月26日 午前中、開拓記念館の「北海道象化石展」へ。日本ではナウマン象とマンモスの両方の化石が出ているのは北海道だけです。温帯地域にすむナウマン象は大陸から九州へ、寒い地域にすむマンモスは樺太から北海道へ渡って入ってきました。周期的な気候の変動にともない、北海道では、今のところ出土している化石から知る限り、ナウマン象だけが住んでいた時代と、マンモスだけが住んでいた時代があるようです。寒冷な時代には、海面がさがって海峡が陸となり、象が歩いて移動できます。植物であれば、歩いて移動することができないので、温暖な時代に陸のある限られた地域に隔離された種は独自の進化を遂げ、ふたたび地続きとなっても交雑することができない場合がありますが、動物の場合は浅瀬を歩いたり泳いだりして移動することがあるので、マンモスにはこうした種分化は起こらなかったでしょうね。
私は開拓記念館のミュージアムメイトに選ばれています。
☆9月27日 上述のとおり藻岩山へトレイルランニング。その後、三度さっぽろオータムフェストへ。またまた8丁目のふるさと市場にて、買い物など楽しみ、トレイルランニングで消費したカロリーを取り戻した次第です。
盛りだくさんの9月下旬を振り返りました。秋の夜長、これからは執筆に専念できそうです。
ニュース:健康エコナ関連全商品が出荷・販売停止に ― 2009/09/17 11:02
食用油「エコナ」の関連商品すべてが、発売元の花王、およびエコナを使用したツナ缶を製造・販売しているはごろもフーズにより出荷・販売停止されるとの報道が一斉になされました。
鳩山新内閣発足のニュースに隠れていますが、ご注目ください。
販売停止は、エコナに含まれる成分が、体内で発がん性物質に変化する可能性があるためとの理由からです。以下は、毎日新聞のサイトに掲載されたニュースの転載です。
花王:エコナ出荷停止 成分が発がん性へ変化可能性指摘で
花王は16日、特定保健用食品「エコナ」シリーズの関連全商品について、17日から出荷・販売を停止すると発表した。商品に含まれる「グリシドール脂肪酸エステル」という物質が発がん性物質に変化する可能性があるため。出荷・販売が停止されるのは食用油「エコナクッキングオイル」や同シリーズのマヨネーズ、ドレッシングオイルなど59商品。
「グリシドール脂肪酸エステル」は発がん性のある「グリシドール」に分解される危険性が欧州で指摘され、日本でも食品安全委員会が調査中。花王は「安全性に問題はないとみているが、消費者の意識も考慮し販売を自粛する」と説明している。
花王によると、6月にエコナクッキングオイルを自主検査したところ「グリシドール脂肪酸エステル」などが通常の食用油の最大18倍含まれていることが分かった。製造時の脱臭工程で副次的に生成されたのが原因という。「グリシドール脂肪酸エステル」の含有率を減らし、10年2月の販売再開を目指す。
花王は消費者からの返品にも応じる。問い合わせは同社消費者相談室0120・501・243。【高橋昌紀】
(転載ここまで。)
花王消費者相談室の受付時間は、9月末までが午前9時~午後7時(土・日・祝日を含む)、10月以降は午前9時~午後5時(土・日・祝日を除く)です。
エコナを含み、体脂肪がつきにくいとして売られている食用油については、過去の2冊の著書の中で発育期の子どもには不適当であると警告してきました。
以下は、そのうちの1冊「子どもの食育がよくわかる本」から抜粋です。
肥満を防止するために人工的に処理したさまざまな食用油が売り出されています。大人はかまいませんが、子どもたちにはふさわしくありません。というのは、このような食用油は消化・吸収されにくいよう加工されていて、結果として必須脂肪酸(注:文字通り、人の健康にとって欠かせない必須のあぶら)をほとんど含んでいないか、他の脂肪に比べて少なくなっているからです。また、このような食用油ばかりを食べていると、脂肪に溶けて吸収される脂溶性ビタミン類が体内に取り込まれにくくなります。子どもたちにはできるだけ自然食品や人工的に手を加えていない食用油として脂肪を食べさせてあげてください。
さらに詳しくは、本書または「子どもの脳を育てる栄養学」に書いています。ぜひこの機会にお手にとってごらんいただければ幸いです。
このブログの下の方に本のカバー写真をのせています。クリックすると楽天ブックのサイトにリンクします。
上の写真は、以前からずっとブログに載せてみたくて保存していたもので、ベルギーの人気料理、フリット(揚げ物)です。ベルギーと言えばワッフルやチョコレートが有名ですが、料理としてはもうフリットに尽きます。町のあちこちにフリチュール(揚げ物屋)のお店やスタンドがあり、ポテトはもちろんソーセージから餃子もどきから肉団子から、何から何まで素揚げしてタルタルソースなどを添えて食べさせてくれます。私たちはアントワープで宿泊した宿の近くでフリチュール以外のレストランを見つけられず、二晩続けてフリット漬けになりました。
たしかにカリッカリに揚がっていておいしいのですが・・・高温の油、しかも常にフライヤーの中で加熱されている油は、活性酸素の元になりやすく、これも脳にとってよろしくありません(前掲著に記述)。
コーヒーの話(1) ― 2009/02/08 15:13
世界一周旅行の思い出、今日はコーヒーの話です。 前々回、スローフードのところでは「チーズとワインが好き」と書きましたが、もうひとつ私が毎日欠かせないのはコーヒーなのです。旅行中、ワインとチーズに関してストレスはまったくありませんでしたが、コーヒーに関しては旅行中よくも悪しくもいろいろな思い出がありましたのでそれを書いてみます。
写真は、9月のコロンビア(南米)旅行からです。首都ボゴタから車で約1時間、50kmほど離れた町シパキラ(Zipaquira)へ「塩の大聖堂 Catedral de Sol)」を見学しに行き、その帰路、コロンビア最大(おそらく)の食品メーカー「アルピナ(Alpina)」のテーマパーク(?)にデザートを食べに立ち寄りました。
コロンビアのスーパーで、乳製品など冷蔵の加工品はほとんどがこのアルピナの製品と言ってよいほどです。その背景には同社がコロンビア政府により2006年から向こう10年間、「法的安定性確保法の枠内で法制度の安定性を投資家に保証する」との契約を受けていること、すなわちこの国で政府の保護を受け安定して企業活動ができるという事情があるようで、いずれにせよ冷蔵食品売り場がほぼ一社の製品で占められているというのはかなり違和感がありました。
ともあれ、アルピナのテーマパークは大勢の家族連れ、観光客でにぎわっていて、ファーストフードのようなカウンターにレジがたくさんならんでいて、そこでデザートを注文する人の列ができていました。他に、アルピナの製品を買えるコーナーと、コーヒーのカウンターがあり、コーヒーの方は、これもコロンビア政府公認「国立コーヒー生産者連合」(Federacion Nacional de Cafeteros de Colombia)直営カフェテリア、「Juan Valdez」です。コロンビアコーヒーのイメージキャラクターである「ロバを連れたおじさん(この人がJuan Valdez)」のロゴは、きっと目にしたことがある人もいらっしゃるでしょう。このロゴは、正真正銘コロンビアコーヒーであることを示しています。
コロンビアで一番ポピュラーなコーヒーの飲み方はTinto(ティント。「少し」の意味)で、イタリアのエスプレッソにも似ていますがエスプレッソよりはもうすこし量が多く、もう少し薄目です。ざっと70~80ccほどのちょっと濃いめのコーヒーです。ティントを飲むための小さなコーヒーカップもティントと言って、エスプレッソ用のデミタスカップのようなものですが、お皿はついていなくてもっと気取りのない、ふだん使いのカップという感じです。
このティントという飲み方で飲むコロンビアコーヒーのおいしいこと! お店では、エスプレッソマシーンのような専用の機械でいれてくれます。家庭では、ふつうのコーヒーメーカーでいれることもありますし、ティントで飲むには、(最近日本でも知られはじめている)プレス式ティーメーカーでいれていました。
お店で飲むティントの値段は、1300ペソほど(50円くらい)、空港でも1USドル(90円くらい)。ほかにも、Cafe Longo(カフェロンゴ)といって、これはイタリアにも同じ飲み方があるようですが、エスプレッソのように濃厚にいれたコーヒーに、好みの量のお湯で割ってふつうのコーヒーのようにして飲むものです。喫茶店では、ウェイターの人が専用のポットでお湯を入れてくれて、とてもおいしかったです。ふつうのコーヒーもありますが、関心をもってメニューを見なかったので覚えていません・・・あしからず。
そして写真でコーヒーの横にあるアルピナのデザートは、味付けしていないカッテージチーズにアプリコットのようなジャムをかけたAlpinino Con Melocというもので3550ペソ(140円くらい)、ほかにイチゴの甘いソースをかけたメレンゲMerengon de Fresa(4000ペソ)などが人気でした。コロンビアでは食事としてもデザートとしてもチーズをよく食べるようで、いろいろな種類が売られています。淡泊なモッツアレラチーズにピーナッツバターのような濃厚な甘いペーストをつけて食べるデザートもポピュラーで、アルピナではLeche Asadaというもので1食2600ペソ(約100円)で売られていました(写真は以下に)。アメリカやカナダのデザートは、砂糖がじゃりじゃりするような食感で甘すぎるものが多いですが、コロンビアではあっさりしたチーズやフルーツが主体となったものが多く、ヘルシーな感じがします。チーズ好きの私にはぴったりでした。
コーヒーに話を戻しますと、当然ながらコロンビアでは「Juan Valdez」のお店や、同じく喫茶チェーン店のOMA EXPRESSなどでしばしばティントを飲み、ホームステイ先のローラちゃん宅ではメイドのエストラージャさんに何度もコーヒーメーカーでコーヒーを入れてもらい、そしてJuan Valdezでお土産用に数kgものコーヒー豆を買い、ティント(カップの方)も買い、旅行中ずっとそれを持ち歩いたのでした。
世界一周旅行の前半は、カナダ、コロンビア、そこからヨーロッパへ移動しました。
カナダではどんな宿泊先でも、コーヒーメーカーがついていて自分で好きな時に好きなだけ飲むことができるか、宿のホストがおいしいコーヒーを入れてくれるか、どちらかです。コロンビアは上記の通りです。
ヨーロッパ最初の滞在国スイスでは、主に食事付のユースホステルか自炊のできる宿に泊まりました。ユースホステルの朝食時には、コーヒーマシーンを自由に何度でも使うことができます(朝食時以外は有料)。コーヒーの種類は、エスプレッソ、ふつうのコーヒー、デカフェ(カフェインレス)などで、もちろん私はエスプレッソをダブルでいれて、おかわりもして、毎朝大満足に過ごしました。スイスのコーヒーはおいしいです。マッターホルンの見えるツェルマットの喫茶店と、サンモリッツの湖畔の喫茶店でもコーヒーを飲みました(写真は下に)。サンモリッツでは、Kaffee Crene(クリーム入りコーヒー。ドイツ語なのでKaffeeです)が3.60スイスフラン(当時360円、今のレートなら290円)でした。濃く泡だったコーヒーとミルクがたっぷり入っていて大満足。
スイスの次は、いよいよエスプレッソの国イタリアへ。
私は濃いコーヒーが大好き。イタリアでは毎日エスプレッソを飲んで大満足・・・となるはずが、実は正反対で毎日コーヒーのストレスだらけだったのです。理由は、Bar(バール)に行かないとコーヒーが飲めないことと、1杯のコーヒーの量があまりに少なすぎること! イタリアの人は一日に何度も行きつけのバールでエスプレッソをさっと飲んでは、さっと出て行きます。バールの作法がはじめわからなくてこれもストレスだったのですが、どうやらカウンターの隅のレジで注文を言ってお金を払い、レシートをもらい、そのレシートをカウンターの中のマスターに提示して「ウノ エスプレッソ」(エスプレッソひとつ)などと改めて注文を言う。マスターは注文を受けるとレシートをちょっと破ってさっとコーヒーを出してくれる。こういう流れのようです。
たしかに味は悪くありません。でも(私にとっては)味わうほどの量が入っていない! もうちょっと飲ませて! ダブルで頼んだらよいようなものですが、その頃(昨年9月)はまだ今ほどの円高でなく、デミタスにほんの1cmほどいれられたエスプレッソが0.8~1.2ユーロ(出国時に関空で両替した現金払いで140円~210円)でしたから、これを満足いくまで飲もうとしたらそれだけでけっこうな出費になってしまいます。しかも、イタリアについたとたん、何につけてもクレジットカードがつかえず現金が必要で、トイレに入るにも小銭が必要というので、あまり現金をもっていなかった私たちは常に現金不足におびえていたのです。それに、私は朝起きたらまずゆっくりコーヒーが飲みたいのです!
イタリアで宿泊したのは
ミラノ・・・一つ星ホテル (食事なし、レストランやバールの併設なし)
フィレンツェ・・・バックパッカーホステル(レストランの併設あり。朝食は薄くてまずいコーヒーが飲み放題。エスプレッソはひとり1杯のみ)
ミラノでは結局、朝は駅に出かけて列車を待つ間にバールで飲みましたが、列車が全然来ない(3時間待ち)のにバールは「さっと飲んだらさっと出て行く」というところでゆっくり飲めません。フィレンツェの宿にはレギュラーコーヒーの自販機(1杯0.6ユーロ)があり、はじめは「やった!」と思ったものの、エスプレッソのボタンを押したらティントのようなちっちゃなプラスティックのコップに深さ1cmくらいのコーヒーがちょっぴり。「これで100円はないよ~」
私たちはカナダ旅行の間から、自分でコーヒーを入れられるようにフィルターと豆を持ち歩いていました。「そうだ、ドリッパーさえあれば、お湯をもらって自分でコーヒーが入れられる!」
コーヒーメーカーは宿にあるものと思っていたのでドリッパーは持っていなかったのです。
そこでフィレンツェの町で探しました、ドリッパーを求めて。あの漏斗のような三角の器具、できれば持ち運びに便利な軽いプラスチック製の・・・・。ところが探せど探せどないのです。エスプレッソマシーンはよく見かけるのですが、ドリッパーどころか三角のフィルターもありません。「もしや、イタリアにドリッパーなんて売ってないのかも」
ボローニャで留学中の友人に聞いてみました。返事は「イタリア人は、ああいうコーヒーはアメリカ風のものとして嫌ってるから、売ってないですよ」。あーやっぱりね!
結局、エスプレッソの国で私は大いにコーヒー欠乏症になり、次の滞在国ドイツで毎朝、濃くておいしいKaffeeをたっぷり飲ませてもらうまでコーヒーストレスを感じ続けたのです。ドイツではホテルに朝食がついているのがふつうだそうで、コーヒーはポットにたっぷりもってきてくれます。
ちなみに、これも前々回とりあげた「スローフードな人生!」(島村奈津)にはちゃんと書いてありましたが、イタリアのバールは、あんなに忙しくお客が出たり入ったりするようでもやはりスローフードなのです。理由は、1つ「ありとあらゆる多様な注文が可能である」、2つ「会話があり、人と人の交流がある」、3つ「そこで働く人々の個性が輝いている」。 本によれば、地元の人が言うには「コーヒーの注文のしかただけでも少なくとも200通りはある」のだとか。エスプレッソはシングルか、ダブルか。水を添えるかどうか(カフェ・ロンゴですね)、ミルクの量、アルコールを加えるかどうか、またその種類・・・・私がフィレンツェの朝市で買ったグラッパ(ブドウの皮をつかった蒸留酒)も、エスプレッソにいれて飲むカフェ・コン・グラッパという飲み方がバールでは人気だとか。そして、私には少しも長居できないと思えたバールですが、実は地域の寄り合いの場になったり、老人が集まってポーカーを楽しむ場になったり、バールで出す手作りの菓子パンとカフェで毎朝の朝食をとる場であったり、と時間的にも空間的にも人々のくらしに欠かせないものだというのです。
そして人がバールでカフェをのむのは、自宅のエスプレッソマシーンでは出せない香りと味にこだわり、バールの主人との会話を楽しみたいからだと。
その意味で、マクドナルドやスターバックスはアメリカ由来のファーストフード・コーヒー店。ローマのスペイン広場前にマクドナルドが出店するというのにイタリア人が大いに反対したのは、たんにアメリカ文化への反発でなく、決まったとおりのメニュー、マニュアル通りの店員の挨拶、客どうし互いになんの交流もない空間、そういうものをイタリアでは認めたくない、イタリアが誇るバールの文化を大事にしたい、そういう気持ちだったのです。
(アー、そういうことも知らず、私はミラノのマクドナルドでコーヒー禁断症状をやわらげました・・・恥)
11月末から12月の世界旅行後半、オーストラリア・ニュージーランドの旅では、イタリアでの経験を生かし、百均で買ったドリッパーを持参しました。現地で売られているコーヒーは、ほとんどが日本でならエスプレッソ用と言えそうな極細挽きで、ふつうにペーパーでおとすとあまりおいしく入らなかったのですが、それでも毎朝がぶがぶ飲めるだけで大満足。それにこれも旅行前半の反省を生かし、今度はサーモスを持っていったので、毎朝それにコーヒーをいっぱいにしておけばドライブの途中の息抜きに、あるいは眠気覚ましに熱いコーヒーをいつでも飲めて大満足でした。
そして帰国。コロンビアで買ったコーヒーの内、挽いてあるものはやはり極細挽きでペーパーでおとすと味わいがうすい感じです。昨日、ようやくプレス式ティーメーカーを買ってきました。ちょうど、弟がタイに旅行してお土産にと送ってくれたコーヒーがやはり極細挽きだったので、ペーパーでいれたのとプレス式でいれたのとを比べてみました。そしたら、プレス式はとてもおなじ豆とは思えないおいしさ!
「おいしいコーヒーの淹れ方をお教えします。 珈琲豆の専門店 MUCカフェスタジオ 」さんのウェブサイト
見かけはすこし濁った感じで表面に油も浮いています。でもこの油にこそ、香り、甘さがとけこんでいて、まろやかでコクのある香り豊かな味わいになるのです。反対に、私の苦手なコーヒーの酸味はほとんどなくなります。すばらしい!
コロンビアのコーヒー、まだたくさんあります。これからプレス式でいれて飲むのが楽しみです。そしておいしいコロンビアコーヒーを飲みつつ、ブログではもう少しコロンビアのことを紹介していきたいと思っています。そして、せっかく訪れた他の国についても、いろいろ学んで振り返りたいと思っています。
もちろん、美味しいコーヒーがあれば、本の原稿執筆も頑張れるのです!