出版ネッツフェスタ2017 5月26・27日開催 ― 2017/05/12 19:17

今年もこちらに出展します。関西方面にいらっしゃる方、お会いできればうれしいです。
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●編集スキルアップ勉強会(へんすき)特別例会
○とき 2017年5月27日(土)14:30~16:00
○ところ 出版ネッツ 2017フェスタ 会場
ウィングス京都 2F(京都市男女共同参画センター)
https://www.wings-kyoto.jp/
京都府京都市 中京区東洞院通六角下る御射山町262
地下鉄烏丸御池駅(5番出口)
または地下鉄四条駅・阪急烏丸駅(20番出口)下車徒歩約5分
○テーマ(仮)「モノ書き・編集者のための必携Tips紹介、10連発!」
☆例1 横組み用数字一発調整(ワード用&InDesign用)
……1桁数字のみ全角、他は半角に
☆例2 縦組み用数字一発調整(ワード用&InDesign用)
……2桁数字のみ半角、他は全角に
☆例3 算用数字を全て漢数字に(ワード用&InDesign用)
……オプション=「十」の挿入も自動で可。
☆例4 横組み数字に、3桁毎の位取りカンマを自動挿入
(ワード用&InDesign用)
☆例5 本のカバーをIllustratorでなくInDesignで作成。
背幅の変更も楽ちん。
☆例6 原稿整理・表記の統一が本1冊10分でできる
(ワード用&InDesign用)
ほか、精選中。
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申し込みは以下のこくちーずから。
http://kokucheese.com/event/index/467015/
なお、出版ネッツの2017フェスタの詳細は以下の特設サイトをごらんください。
http://festa.netswest.org/
2017フェスタは、メインは仕事の展示会ですが、サブイベントとして、 「トーク&勉強会」を5本行います。(参加費 ネッツ組員:無料/一般:500円)
■26日(金)
13:30~『フリーランスの実態 ぶっちゃけトークイベント』
15:30~※『イラストレーター・マンガ家 おしゃべり会』(参加費無料)
15:30~※『関西校正勉強会』
■27日(土)
12:30~※『編集者カフェ』
14:30~※『編集スキルアップ勉強会』
(※印は、現在ネッツ関西で定期的に行っている勉強会の「特別例会」として行います)
26日夜の名刺交換会も新趣向がいっぱい。会場近くの錦市場で仕入れたおいしい食材をサカナに、楽しい交流会を企画しています。(申し込みは下記から)
http://kokucheese.com/event/index/464413/
ぜひご参加ください。
出版ネッツ関西フェスタ2011 行ってきました ― 2011/05/23 22:04
先週末、出版ネッツ関西フェスタに出展・参加してきました。
金曜日の朝5時にニセコの家を出て、2泊して日曜日の午後に帰宅の日程は、ハードというより充実・満足の一言に尽き、フェスタに参加して本当によかったです。
会場では1人1人の仕事への情熱やパワーと、ネッツとしての行動力に ただただ圧倒され、そして刺激を受けました。
500円で受講できる「ワンコインセミナー」は、電子書籍関連の1講座と、雑誌製作関連の1講座を受講しました。これらはもちろんですが、イベントの全てからいろんなことを得ました。
今後、一緒に仕事をしましょうと声をかけてくださった方も、またこちらからお仕事をお願いしたいと思う方との出会いもありました。
北海道にいても、ときどき関西に出てきたい!と思いました。
またブックフェアでは著書を7冊もお買い求めいただきました。
ネッツのメンバーの本や缶バッチ、お二人のイラストレーターさんにお願いして描いていただいた似顔絵(今後どこかで使わせていただきますね)は自分への大事なお土産です。
会場はコープイン京都で、私にとってはほぼ2年ぶりの京都。懐かしさだけでなく、目新しさもあって、会場近くの錦小路の市場では、漬け物など大量に買い込んでしまいました・・・
2日目の夜には、20年近くにわたってともにトライアスロンや自転車のトレーニングを一緒にしてきた友人たちと、食事をしてたくさん話をしました。
みんな、今も変わらずトレーニングを続けていて、成績も伸ばし続けていました。情熱を持ち続けていることに、これも大きな刺激を受けました。
思いがけず、とてもうれしかったのは、夜の食事のあと四条烏丸あたりをみんなで歩いていたら、コンチキチンの祇園囃子が聞こえてきたこと。
7月の祇園祭にはまだあまりに遠いし、観光客向けの録音かなと思ったら、実はビルの2階の部屋でお囃子の練習をしていたのでした。
開け放った窓から、あの京都の暑い夏とともにある音色と、鐘や笛をもつ人々の姿が・・・
今日からまたニセコにて、新たな気持ちでがんばります!

フェスタの模様は、上記バナーをクリックして、u-streamで一部ご覧いただけます。私もブックフェア会場で、出演しています。
★フリーランサーズガイドも新しくできました。お入り用の方には、お送りします。
☆ニセコHANAZONOヒルクライムはオフィシャルサイトができました。エントリーはすでに200人を超えています。
ヒルクライムの新オフィシャルサイトはこちら。
リアルって? ― 2010/03/10 19:56
2月はあっという間に過ぎ去りました。そして3月も気づけばもう10日。
1年前の3月10日は、北海道移住のために札幌へ住まい探しに来た日です。1年たって、今は何か不思議な気がします。
札幌生活に違和感なく馴染んでいる部分が大半で、ときおりふと京都の景色を思い出します。
もう一つのブログ「トレイル&ファンランfrom北海道」には、やはり去年の今頃に行った四国香川県でのお遍路道トレランについてたくさんの写真とともにアップしました。
さきほどまで、ある報告集会の講演録をつくる仕事をしており、その中で京都府南丹市(美山町、日吉町、園部町、八木町が合併してできた市)の方のお話が出てきて懐かしくなりました。南丹市のあたりは、毎年夏の間は毎週末のように自転車のトレーニングで走りまわっていた場所です。
長距離のトライアスロンレースに出るために、自転車のトレーニングといえば1回に数十kmから100km、ときには200km近くも走らなくてはなりませんでした。同様にランニングも1回に1時間ではすまなくて2時間、3時間、その他に水泳とウエイトトレーニング。
こうしたトレーニングと仕事や日常生活の両立は本当に大変で、もう一度戻るのは難しいと感じていますが、反面、あのように毎週毎週、何年も通った景色は、自分の中にしっかりと染みこんでいて決して忘れることはできないように思います。
この3月で、私が大学院でお世話になった指導教官の先生が退官されます。3月25日に最終講義が行われます。
関心のある方はどなたでも聴講できますので、もし詳しくお知りになりたい方がいらっしゃればお知らせください。
テーマは、「病態失認とNCC(Neural Correlate of Consciousness)」です。
私は何を隠そうこちらの研究室の1期生で、その後にたくさんの優秀な研究者になられた後輩がいますが、入学年だけいえば一番の先輩です。
しかしながら、研究という面では最も道をそれてしまい、後輩のみなさんの活躍をまぶしく眺めている状況です…と言うか、私が修士論文を提出したのが94年3月で、すでに16年前ですから、最近の10年以上に在籍された方についてはほとんど知らない状況でもあります。
最終講義に集まれることを楽しみに思うと同時に、博士課程も含めて8年も在籍させていただいたお礼を込めて、最終講義禄は私の手で作成させていただきたいと考えています(…一部、後輩の力を借りるかもしれませんが!)
そういうわけで、3月25日、26日は久しぶりの京都です。
ところで…最近、「リアル」という言葉が流行しているのでしょうか? あまりテレビのバラエティ番組を見たり、若者世代(!)と喋る機会が少ないのでよくわからないのですが(たとえばこの頃は「半端じゃない」のことを「半端ない」と言われているのをつい最近知ったような具合で…)。
この「リアル」は形容詞で、その後に直接、名詞が来るのですね。これまでは「リアルな映像」とか、「リアルに体験する」といったように、何か助詞が入っていたと思うのですが。
このような「リアル」の用法が生まれた背景には、つまりはリアルではないバーチャルなものがたくさん存在するという事情があるのでしょうね。
ブログやツイッターだけで会話していた人と、現実に会う場合に、「リアル**さん」という意識が生まれるとか。
先日のスキー場取材では、レストランと食事風景の撮影取材のあとそのまま「リアル飯(めし)」に移行。
どうも、この「リアルとバーチャル」には、「本音と建前」のようなニュアンスもありそうですし、私が違和感を覚えるのは「バーチャルに本音はないのか」「今の世の中、リアルとバーチャルを使い分けないといけないのか」という辺りのような気がします。
私がこうして、京都から札幌に引っ越しても、いままでと変わらず関東や関西の仕事ができたり、世界中の友達とおつきあいができるのはインターネットのおかげでありますが、それはあくまで通信手段であって、インターネットの向こうとこちらの存在はリアルなあなた、リアルな私のつもりでいます。
何というか、何十回も自転車で走った美山町や日吉の景色のように、自分の全身・五感で感じ取り、自分の足跡を残すような、そういう行動の積み重ねの毎日が理想だとこの頃考えています。たった1度の出会いであってもそういうリアルな接し方はできると思っているので、別に変化のない生活をしたいというのではないのです。
書くことも、一つ一つリアル原稿を書きたい。
今月から新しい本の仕事がスタートします。しきり直しで新たにスタートする原稿もいくつか。
信頼される良い物を書きたいと思います。
写真は、先月末取材に行ったかもい岳スキー場。3日目に晴天となりました!
▲かもい岳スキー場
かもい岳のみなさん、お世話になりました! ホテルの朝食は冷凍食品を一切使わず、スタッフのみなさんが自ら菜園でつくった野菜や夏の間に採って貯蔵しておいた山菜、登山家の田部井淳子さん伝来のカスピ海ヨーグルトなどなど(田部井さんのお嬢さんがかもい岳レーシング出身のスキーヤーであるご縁)。帰り際に持たせてくださったカスピ海ヨーグルトの種、ちゃんと今、増やしていただいていますよ!
春には山菜採りに行きますね!
▲カナダスノーネット
毎週更新中!
北海道の豆まき ― 2010/02/02 16:21
明日は節分。恵方に向かって海苔巻きを食べるという風習は、コンビニやスーパーの営業努力もあって全国的になりましたね。 では豆まきはどうでしょうか。
北海道では、殻つき落花生をまく家が多いそうです・・・というか、私は今まで豆まきは落花生をまくものだと思って疑っていなかったのですが、そういえば、ニュースなどでは升に入れた炒り大豆をまくシーンを見ます。自分の行いと、全国ニュースで見る映像との違いにほとんど気づいていませんでした。さすがに落花生は升に入れにくいですよね・・・
こちらのスーパーでは今、当たり前のように節分コーナーに落花生が積まれています。殻つきのほうが拾いやすくてあとから食べやすいですよ。
まだまだ知られざる北海道のオモシロ風習はありそうです。
2月はおかげさまで「毎日が〆切」といった具合です。原稿執筆ばかりでなく編集業務もあり、分野としてもスポーツあり、医療あり、惑星科学あり、高校理科ありとさまざまで楽しいです。
今週からさっぽろ雪まつりも始まりますし、来週はいよいよバンクーバーオリンピックが開幕します。バンクーバーオリンピックは、数年前からずっと現地取材をすることになればいいなと思っていましたが、国内待機ではあるもののやはりオリンピック関連の仕事が増えています。これを言い訳に、テレビ観戦もしなくては。
☆CANADA SNOWNET (毎週ニュースを更新しています)
☆知恵蔵には、バンクーバーオリンピックの公式種目、「スキークロス/スノーボードクロス」の解説、および「フリースタイルスキー」の解説記事を書いています。来週は注目の選手3人に関する解説記事を更新します。
kotobank(知恵蔵ウェブ版)
今日あたりから、この冬一番の寒い1週間になるそうです・・・ハイパー冬将軍様と勝手に命名。今朝の札幌は-8℃を下回りました。明日は-10℃以下になるとか・・・ちなみに札幌の気象台はk’sのすぐ近所なので、ほぼ発表通りの気温を体感しています。
子どもの頃から、雪まつりの時期はその冬の一番寒い頃という記憶があります。
京都にいた頃も、節分はやはりとても寒い思い出が。京都大学のすぐ近くにある吉田神社は節分祭りで有名です。大学ではその頃ちょうど後期試験の真っ最中。必死で試験を受けているのに、大学の前から吉田神社に向かう道沿いにずらりと屋台が出て、大勢の人出のにぎわいにちっとも集中できなかったものでした。
試験のあとの気分転換に節分祭りを見に行っていたら、豆まきの升に何が入っているかもうすこし関心をもったことでしょうね。
★1月23~24日は、北大CoSTEP主催の国際シンポジウムがありました。
シンポジウム「日本の科学技術コミュニケーションのこれから」
私は初日の講演を聴いてきました。会場では京大の先輩でサイエンスコミュニケーションの専門家であるKさんに何年かぶりでお会いできたりなど、いろいろな人にお会いできたのがよかったです。
今回、一番楽しみにしていたのはオタゴ大学のLloyd SpencerDavis氏の講演で、実際に聴いておもしろかったです。
81年に流行したMen at Work の"Down Under"という曲の歌詞に
I said,"Do you speak-a my langage?" He just smiled and gave me a vegemite.
とあるそうで、これを引用して「サイエンスコミュニケーションに必要なのは『共通言語』(a my langage)と『その問題特有の事情や固有のものの見方』(vegemite)なのだ」と導入で話しました。
Vegemite(ベジマイト)は、オーストラリアに旅行に行ったことのある方なら食べた経験が1度はあるのでは? いわばオーストラリアの納豆、あるいは魚醤・・・なんというか強烈な匂いと味で、なかなか食文化を理解しないと食べにくいものですが、オーストラリアやニュージーランドの人にとっては毎日欠かせない食材です。
vegemite.com
それから、サイエンスコミュニケーションにおける現在の問題点は、サイエンスコミュニケーションを実践している人たちと、サイエンスコミュニケーションを研究している人たちの間に溝があり、互いに話しをしないこと、そして研究から得られている理論は実践している人にちっとも役立たないことばかり、と言い切り、私としては胸がすく思いでした。
オタゴ大学にはサイエンスコミュニケーション実践の修士課程があり、サイエンスコミュニケーション修士号が与えられるそうです。
北米、ヨーロッパ、その他(NZ、オーストラリアなど)のそれぞれの地域におけるサイエンスコミュニケーションの力点の違いなども初めて知りました。
私は一昨年、NZでダニーデンに1泊してオタゴ半島を見て気に入っていたというミーハーな理由でしたが、Davis氏の最初の著書を持っていってサインをしてもらい、ちょっとお話をして喜んでいます。
★先週は4日間、大阪に行って来ました。暖かくて、日中はコートがなくても歩けそうなくらい。3日間で9人の取材とその他に2人の方のお話を聞くことになり、準備と当日の集中で多少疲れました。金曜日の夜、札幌に戻ってきて、凍てつく寒さにほっとしたものです。
週末は気分転換にスノーシューで荒井山を越えて大倉山に行って来ました。
荒井山は本当に札幌市街からすぐ近くなのですが、スノーシューで林の中に足を踏み入れると、別世界のような自然豊かなところです。コツコツコツ・・・と音がする方を見たら、赤い頭のキツツキでした(写真)。
大倉山では、NHK杯を兼ねた全日本ジャンプ選手権の公式練習中。観客席の横をどんどん上っていって、踏切台やスタート台の真横から選手のパフォーマンスを見ました。ほとんど氷のような助走路を時速80~90kmほどで飛び出していくんですよ。すごい迫力です。
☆スノーシューについては、以下のブログでたくさんの写真とともにもう少し詳しく書いています。このK'sブログと合わせ、どうかフォローしてください。
トレイル&ファンランfrom北海道
★来週は、札幌市内で2つの取材があります。記事は印刷物として3月~4月に公表されますので改めてお知らせいたします。
あれから15年 ― 2010/01/15 16:47
今朝未明(1月15日3:46am)、強い揺れを感じて目が覚めたら、ゆっくりした横揺れがしばらく続いて恐ろしくなりました。
あさって1月17日で、阪神淡路大震災から15年です。あの朝も、強い揺れとまるで爆撃を受けたかのような音で目が覚めたのでした。京都での被害はそれほどではなく、マンションの6階ということで揺れと音が大きかったのではないかと思います。今朝もこのあたりの震度が1であったわりには大きく揺れたのは、やはりマンションゆえのことかもしれません。
京都の1月の寒さは、札幌の寒さに比べれば寒いのうちにも入らず、とくに今朝はこの冬一番の寒さということで道央の占冠では午前4時頃にマイナス27℃だか28℃だかを記録したのだそうで、それはもう想像を絶する寒さです。
でもあの日、一瞬にして底冷えのする戸外に投げ出され、それから何日もテントや避難所で暮らさなくてはならなかった被災者の方が体験された寒さを思うと、本当に辛くなります。
いま、神戸には百万ドルの夜景が戻り、街は見事に復興したように見えます。でもよくお話をきけば、やはり震災を機に阪神一帯の経済は大きく沈んだままということですし、被災によって心身に残した障害に苦しんでおられる方も多く、被災マンションの建て替え問題もまだまだすべて解決したとはいえないそうです。
北海道は大きな地震の多い土地です。私もこれまで震度4や5の地震を何度か経験しました。家具の転倒防止には注意しているものの、非常時の持ち出し荷物の用意などはまったくできていません。今朝のような氷点下の寒空になげだされることも考えて、準備をしなくてはなりませんね。
あれから15年。その直後、ごく短期間だけ出版社に勤め、その後は大学院に復学したり、ライターとして独立したり。そして震災を経験した京都のマンションを引き払い、札幌へ。
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写真は、先週日曜日、札幌市内の大倉山ジャンプ場で行われたSTV杯を見に行ったときに撮影したもの。
大倉山ジャンプ場までは歩いて往復しました。k’sからは片道わずか4kmです。
午前中の1本目は、ランディングバーンの70~80mあたりで見ていましたので、選手が目の前にどんどん飛び込んできては着地する迫力を体験できました。
1本目の後半、有力選手が飛び始める頃にはフィニッシュエリアに降りて、テイクオフから着地までのアーチをじっくり見学。テレビで見るよりずっと迫力があり、一流選手の技のすごさはどれほどのものかも実感できました。
2本目はフィニッシュエリアで見学(ランディングバーンの上の方まで上っていくのはなかなか骨が折れたのです・・・雪をかき分けないと行けないし、トイレも遠いし)。
2本目は予選通過選手が1本目の順位の逆順に飛びます。ラスト3人。1本目3位の岡部孝信選手が2本目もきっちりK点を越え、133mをマークしたのには感動! 続いて1本目2位の 伊東大貴選手は自らスタート位置を下げながらさらに大きなジャンプを見せ、これには感激! そして最後に1本目1位の葛西紀明が、やはり低いスタート位置からこの日最長不倒の143mをマークしたのはもう、見ていてひっくりかえりそうなくらい圧倒されました(文字通り、観客はみんな見上げていますからね)。
3人とも、北海道下川町の出身で、トリノ五輪に続き全員がバンクーバー五輪代表に選ばれました! 下川町ではカナダで直接応援する町民のためにツアー代のうち20万円を10人に給付するのだとか。英断ですねえ。盛り上がっているのでしょうねえ。楽しそう!
ジャンプ大会の会場はどんな雰囲気だったかといえば、有名選手の名前を染めた幟がずらりとならび、観客は防寒対策をしっかりして折りたたみ椅子や座布団なんかの上に座ったりしています。ジャンプ好きのオジサンたちが、ビールを片手に「それっ、がんばっ」などと大きな声で応援しているのがほほえましく、選手の着地と同時に拍手だったりため息だったりが観客からどっとわき起こり、フィニッシュエリアを包みます。
船木選手や栃本選手のようにイケメンの選手には、やはり女性の歓声が起こりますね。
大倉山の場合、レストランも売店もあり、臨時のフードスタンドも出ます。買い物をすると、小さな「鳴り物」をくれるので、みなさんそれをカチカチと鳴らして応援しています。1本目と2本目の間がちょうどお昼にあたり、ラーメンやカレーライスを買う長い列ができました。私たちはちょっとでも短いカレーの方に並んだのですが、あいにく直前の人で売り切れになってしまい・・・でもイカ焼きをゲットし、ご飯だけ余ったからサービスと言われて白いご飯ももらって、寒さの下で応援するエネルギー源としました。
このブレイクの間には、STVの女子アナの方がクイズを出して景品をプレゼントするイベントも行われて盛り上がっていました。
大会終了後、バスで帰ろうかと思ったのですが、乗車を待つ長蛇の列ができていたので歩いて帰ることに。帰路は荒井山を乗り越えて行くことにしました。
荒井山には小さなジャンプ台が2つあり、こちらではまだ駆け出しのジャンパーと思われる子供たちが、ランディングバーンを滑って降りるだけの練習をしていました。
あれは相当な斜度があるのですよね。40度くらい? 私はかりにもスキーのSAJ検定で1級をもっているのですが、とてもあの斜面をまっすぐ滑り降りることはできそうにありません!
荒井山を越えて円山動物園の横を通り、新年の参拝客でにぎわう北海道神宮へ。私たちもお参りをしておみくじをひきました。結果は・・・・大吉!!! それも、今まで見たことのないほどすばらしい内容の大吉でした。早速翌日、スーパーの福引きで1等があたったし、今年はホンモノの強運に恵まれそう!!!
大変よい気分の新年幕開けとなりました。
☆今年も引き続き以下のサイトを更新していきます。このK'sブログと合わせ、どうかフォローしてください。
CANADA SNOWNET (毎週ニュースを更新しています)
トレイル&ファンランfrom北海道 (不定期更新)
☆札幌市内で取材をした眼科検査についての記事が、1月8日発行の 「イリホリiliholi 02号」に掲載されています。
☆知恵蔵には、今年1本目の記事として、「スキークロス/スノーボードクロス」を書きました。来週金曜日にサイトにアップされる予定です。
kotobank(知恵蔵ウェブ版)
いよいよオリンピックネタです。スノーボードクロス女子代表には、札幌出身の土井奈津子選手が選ばれました。出身も名前も同じなので、大いに応援したくなります。
次の記事もオリンピック関連です。